縮毛矯正って、ダサいよね…。

不自然なストレートになりそうで不安。

こんな悩みありませんか?
せっかく癖を直したいのに、まるで針金のような真っすぐな髪や、トップがぺったんこのスタイルになってしまうのは絶対に避けたいですよね。

現役美容師であり、美容特化ライターの私が断言します。
現代の技術なら、メンズ縮毛矯正で「いかにもかけた感」をなくし、自然な仕上がりにすることが可能です!
この記事では、「縮毛矯正 メンズ ダサい」という悩みを解決するため、失敗例から「失敗しないオーダーの仕方」までを徹底解説します。
本記事でわかること
- メンズ縮毛矯正はダサい?
- 現在の縮毛矯正技術
- カッコいいヘアスタイルを作るアイテム
もうセットに時間をかける必要はありません。
あなたらしいかっこいいスタイルを手に入れるために、ぜひ最後までお読みください!
メンズの縮毛矯正は本当にダサくなるのか?

「縮毛矯正=ダサい」というイメージは、実は大きな誤解です。
ここでは縮毛矯正がダサいと言われる原因と、本当のメリット、そしてかけない方がいい人の特徴を解説します。
なぜ「縮毛矯正はダサい」と言われるのか?その誤解の原因
縮毛矯正がダサいと思われている最大の原因は、「針金のようにピンピンになる」というイメージのせいです。
確かに10年以上前の縮毛矯正は、強いアルカリ性の薬剤を使っていたため不自然なストレートになりがちでした。
しかし現在は弱酸性の薬剤や施術技術が進化し、自然な仕上がりが主流になっています。

昔のイメージを引きずっている人が多いだけで、今の縮毛矯正は別物です。
技術力の高い美容師に任せれば、誰が見ても自然な髪型を手に入れることができるでしょう。
縮毛矯正をかけるメリットとは?
縮毛矯正をかける最大のメリットは、毎朝の手入れが圧倒的に楽になることです。
くせ毛の人は朝起きると髪が爆発していたり、湿気でうねったりして、スタイリングに時間がかかります。
縮毛矯正をかけると髪がまとまりやすくなるため、ドライヤーで乾かすだけで形が決まり、とても快適です。
また髪に自然な艶が出るので、清潔感のある印象を与えられます。

さらにボリュームを抑えられるため、膨らみやすい髪質の人にもおすすめです。
忙しい朝の時短と見た目の向上を同時に実現できるのが縮毛矯正の魅力といえるでしょう。
縮毛矯正をかけない方がいい人の特徴
縮毛矯正をかけない方がいい人は、髪のダメージが大きい人です。
すでにブリーチやカラーを繰り返していて髪が傷んでいる場合、縮毛矯正の薬剤でさらにダメージが進行し、チリチリになる可能性があります。

また酸性ストレートの履歴がある人も注意が必要です。
最近よく聞く縮毛矯正だね。なんで酸性ストレートをかけているとだめなの?

酸性ストレートは通常の縮毛矯正とは薬剤が異なるため、施術が難しくなります。
髪の状態によっては断られることもあるので、カウンセリングで正直に伝えることが大切です。
無理に施術すると取り返しのつかない結果になるため、美容師のアドバイスをしっかり聞きましょう。
縮毛矯正がダサいと言われる3つの失敗原因と対策

縮毛矯正で「ダサい」と感じる仕上がりには、明確な失敗原因があります。
ここでは代表的な3つの失敗パターンとその対策を解説します。
失敗原因1:ピンピンになる不自然なストレート
針金のようにピンピンな仕上がりになる原因は、薬剤選定のミスです。
縮毛矯正では髪のタンパク質結合を切る「還元作用」が働きますが、強すぎる薬剤を使うとこの作用が必要以上に進んでしまいます。
特に髪が細い人や柔らかい人に強いアルカリ性の薬剤を使うと、不自然なストレートになりやすいです。

美容師が髪質を正しく判断し、適切な強さの薬剤を選ぶことが重要になります。
髪質や仕上がりに応じて化粧品登録されている優しい薬剤を選んでくれる美容室なら、自然な丸みを残した仕上がりが期待できるでしょう。
失敗原因2:ボリュームがなくなりすぎる
髪がぺったんこになる原因は、根元への薬剤の塗り方にあります。
縮毛矯正の薬剤を根元ギリギリまでたっぷり塗ってしまうと、立ち上がりが完全になくなり平らな仕上がりになります。
本来は根元から数ミリ空けて塗るのが基本ですが、経験の浅い美容師だとこの加減を間違えることも。

またデザインによって頭頂部と側頭部では根元からの距離を変える必要がありますが、これも技術力が問われます。
メンズの縮毛矯正に慣れた美容師なら、自然なボリューム感を残しながら施術してくれるでしょう。
失敗原因3:ダメージによるチリチリ・ゴワつき
施術後に髪がチリチリになる原因は、カウンセリング不足によるダメージの見落としです。
すでに傷んでいる髪に縮毛矯正をかけると、薬剤の化学反応で髪の内部構造が壊れてしまいます。
髪の毛の構造が壊れる!?怖すぎる!


特にブリーチやカラーの履歴がある髪は要注意!
優秀な美容師は施術前に髪を触って状態を確認し、過去の施術履歴を細かくヒアリングします。
場合によっては「今日は施術できません」と断られることもあるでしょう。
丁寧なカウンセリングをしてくれる美容室を選ぶことが、失敗を避ける第一歩といえます。
縮毛矯正でダサくならない!メンズが失敗を避けるための5つの極意

縮毛矯正で自然な仕上がりを手に入れるには、正しい知識と準備が必要です。
ここでは失敗を避けるための5つの極意を紹介します。
極意1:癖に合わせた縮毛矯正剤を選ぶ
自然な仕上がりを実現するには、自分の癖の強さに合った薬剤を選ぶことが重要です。
縮毛矯正剤には「還元値」という数値があり、これが髪のタンパク質結合を切る強さを表しています。
強い癖には還元値の高い薬剤、弱い癖には低い薬剤が適しています。
しかし還元値が高すぎると針金のような仕上がりになるため、髪質に合わせた微調整が必要です。
優秀な美容師は複数の薬剤を使い分けたり、混ぜたりして最適な強さに調整してくれます。

薬剤知識のある美容師に任せるのが安心です。
極意2:部分縮毛矯正(前髪だけなど)を上手に活用する
全体にかけるのではなく、気になる部分だけ縮毛矯正をかけるのも有効な方法です。
たとえば前髪だけ癖が強い人は、前髪のみ施術することで自然なバランスを保てます。
トップや後頭部は癖を残すことでボリューム感が出るため、ぺったんこな印象を避けられます。
縮毛矯正を初めてかけるときは不安だから、部分的にかけてみるのはいいかも♪

また部分施術なら髪全体へのダメージも最小限に抑えられるのがメリットです。
美容師に「前髪だけ」「顔周りだけ」など具体的に伝えると、理想の仕上がりに近づけるでしょう。
極意3:技術力の高いメンズ専門店・美容師を見つける
縮毛矯正の仕上がりは美容師の技術力で大きく変わります。
特に「曲がる縮毛矯正」などの高度な技術を持つ美容師がおすすめです。
この技術は髪に自然な丸みや毛流れを残しながらストレートにできるため、メンズに適した仕上がりになります。

メンズ専門店や男性客が多い美容室なら、男性特有の髪質や希望のスタイルを理解しているため失敗が少ないです。
SNSや口コミで実際の仕上がり写真を確認し、自分の理想に近いスタイルを作れる美容師を探しましょう。
極意4:自分の髪質・希望の髪型を具体的に伝える頼み方
美容師に正確に希望を伝えることが、理想の仕上がりへの近道です。
「自然な感じで」という曖昧な表現では、美容師との認識がずれる可能性があります。
トップにボリュームを残したい。

前髪は軽く流せるくらいにしたい。

このように具体的に伝えましょう。
さらに理想のヘアスタイルの写真を見せると、イメージが共有しやすくなります。

過去のカラーやパーマの履歴も必ず伝えてくださいね。
美容師が髪の状態を正しく把握できれば、最適な施術プランを提案してもらえるでしょう。
極意5:セットで自然な毛流れとボリュームを作る
縮毛矯正後のスタイリングで、さらに自然な仕上がりを演出できます。
ドライヤーで乾かすときは根元を立ち上げるように風を当て、ボリューム感を出しましょう。
ワックスやバームを使って毛先に動きをつけると、ストレート感が強すぎない自然なスタイルになります。

縮毛矯正はあくまで土台作りで、最終的な見た目はセット次第です。
毎日のスタイリングを工夫することで、ダサいと思われない理想の髪型を維持できるでしょう。
縮毛矯正後のメンズに人気のダサくない髪型とセットアイテム

縮毛矯正をかけた髪でも、セット次第でおしゃれな髪型を作れます。
ここでは人気スタイル別のセット方法とおすすめのスタイリング剤を紹介します。
マッシュスタイルを自然に仕上げる方法
マッシュスタイルの魅力である丸みのあるシルエットを作るには、ストレートアイロンの活用が効果的です。
縮毛矯正だけでは毛先が真っすぐすぎて、マッシュ特有の柔らかさが出にくくなることがあります。
セットの際にストレートアイロンで毛先を軽く内巻きにすると、自然な丸みが生まれます。

温度は140〜160度程度に設定し、毛先だけサッと通すイメージで使いましょう。
前髪も少しカーブをつけるように流すと、こなれた印象になります。
アイロンで作ったニュアンスをワックスで固定すれば、ダサくない洗練されたマッシュスタイルが完成するでしょう。

おすすめのストレートアイロンはこちら。
センターパートやショートスタイルに合う部分縮毛の活用例
センターパートやショートスタイルでは、部分縮毛矯正が特に有効です。
これらのスタイルは前髪や襟足の癖が目立ちやすいため、ピンポイントで縮毛矯正をかけることでシルエットがキレイにまとまります。
センターパートなら前髪の根元部分だけ施術すると、分け目がきっちり決まり清潔感が出ます。
ショートスタイルでは襟足に癖が出やすいため、そこだけ矯正するとバックスタイルがすっきりします。

トップや側面は癖を残すことでボリューム感を保てるのもメリットです。
必要な部分だけ施術することで、自然で扱いやすいスタイルを実現できるでしょう。
縮毛矯正をした髪のセットにおすすめのワックス・スタイリング剤
縮毛矯正後の髪には、ヘアオイルとワックスの組み合わせがおすすめです。
まずタオルドライ後にヘアオイルを髪全体になじませると、艶が出て髪がまとまりやすくなります。
ドライヤーで乾かした後、ジェルワックスやクリームワックスを使って毛流れを作りましょう。

ジェルワックスはキープ力が高く、濡れ髪のような質感を出せます。
クリームワックスは自然な仕上がりになり、動きをつけやすいのが特徴です。
どちらも少量を手に伸ばしてから髪になじませるのがコツです。
自分の理想のスタイルに合わせて使い分けることで、縮毛矯正の良さを最大限に活かせるでしょう。
縮毛矯正に関するメンズのよくある疑問と後悔の解消法

縮毛矯正をかける前に知っておきたい疑問を解消します。
ここでは頻度や値段、周囲の反応など気になるポイントを詳しく解説します。
縮毛矯正をかける頻度・期間は何ヶ月に1回がベスト?
縮毛矯正をかけ直すタイミングは、根元の癖が目立ってくる3ヶ月程度が目安です。
髪は1ヶ月に約1センチ伸びるため、3ヶ月経つと根元から3センチほど癖のある髪が生えてきます。
この部分が気になり始めたら、根元だけリタッチ施術を受けましょう。
毛先は一度矯正をかけた部分なので、基本的にかけ直す必要はありません。
ただしダメージでうねりが戻ってきた場合は、髪の状態を美容師に診てもらい必要であれば施術を検討してください。
根元だけのリタッチなら髪への負担も最小限に抑えられるでしょう。
縮毛矯正の値段はどれくらいが相場?
メンズの縮毛矯正は15,000円〜30,000円が一般的な相場です。
この価格差は美容室の立地や使用する薬剤、美容師の技術レベルによって変わります。
高品質な薬剤を使う美容室では20,000円以上になることも珍しくありません。
さらに髪のダメージを抑える前処理や、仕上がりを良くする後処理を行う場合、プラス5,000円〜10,000円かかることもあります。
安さだけで選ぶと失敗のリスクが高まるため、口コミや実績を確認した上で予算を決めましょう。
理想の仕上がりを手に入れるための投資と考えることが大切です。
縮毛矯正はバレる?人から気持ち悪い、恥ずかしいと思われるか?
自然な仕上がりの縮毛矯正なら、ほとんど気づかれることはありません。
周囲の人は髪型の変化には気づいても、縮毛矯正をかけたとまでは分からないものです。
むしろ髪がまとまって清潔感が出るため、好印象を持たれることの方が多いでしょう。
「気持ち悪い」と思われる心配があるのは、不自然なピンピンのストレートになった場合だけです。
技術力の高い美容師に自然な仕上がりをオーダーすれば、この不安は解消できます。
縮毛矯正は今や一般的な施術なので、恥ずかしがる必要は全くありません!
縮毛矯正とカラー・ブリーチは一緒にできる?
縮毛矯正とカラーやブリーチを同時に行うのはおすすめしません。
どちらも髪に化学的なダメージを与える施術のため、同時に行うと髪の体力が持たずチリチリになるリスクが高まります。
特にブリーチは髪の内部構造を大きく変えるため、その状態で縮毛矯正をかけると髪が耐えられません。
もし両方やりたい場合は、最低でも2週間から1ヶ月程度の間隔を空けましょう。
施術の順番は縮毛矯正が先、カラーが後が基本です。
美容師に髪の状態を診てもらい、安全に施術できるタイミングを相談することが重要でしょう。
まとめ|縮毛矯正の不安を解消し、ダサくない理想のスタイルを手に入れよう

本記事ではメンズの縮毛矯正について紹介しました。
本記事でわかること
- メンズ縮毛矯正はダサい?
- 現在の縮毛矯正技術
- カッコいいヘアスタイルを作るアイテム
「縮毛矯正=ダサい」というイメージは、古い技術による不自然な仕上がりが原因の大きな誤解です。
現在の縮毛矯正は、髪質に合わせて選べる高品質な薬剤と高い技術で、誰が見ても自然でまとまりのあるスタイルを実現できます。
朝のスタイリングが圧倒的に楽になり、清潔感が格段にアップする縮毛矯正は、まさに忙しい現代メンズの最強ツール。

もう毎朝の爆発ヘアに悩む必要はありません!
ぜひ本記事を参考に、不安を解消して理想のダサくないスタイルを手に入れてみてください。