髪の毛のダメージやパサつきに悩んでいませんか?

「もっと艶々な髪になりたい」

「酸熱トリートメントって実際どうなの?」
こんな風な髪の毛の悩みを持っている人も多いはず。
酸熱トリートメントは、髪を内部から補修し、まとまりや艶を向上させる最新のヘアケア技術です。
しかし、髪質によっては向き・不向きがあるため、施術前の理解が大切。
本記事では、酸熱トリートメントの仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたの髪に合っているのかを見極めるポイントを紹介します!
酸熱トリートメントは、注目されてからまだ間もない新しい技術です。

そのため、間違った理解をしている人が多い!
今まで気になっていたけどよく分からなかった酸熱トリートメントについて、徹底的に解説します。
そもそも酸熱トリートメントってなに?

髪の毛のダメージでお悩みの方に注目されている酸熱トリートメント。
一般的なトリートメントとは異なる特殊な仕組みで、髪を内部から補修してくれる画期的な施術です。

酸熱トリートメントを試す前に、どんなものなのか詳しく見ていきましょう。
酸熱トリートメントの仕組み
酸熱トリートメントは、グリオキシル酸、レブリン酸、トステアミン酸などの成分と熱を組み合わせることで、髪の内部に新たな結合を作る革新的なヘアケア技術です。

聞きなれない言葉ばかり…。
イメージしやすいように、分かりやすく仕組みを紹介しますね。

酸熱トリートメントは、酸性の薬剤を髪全体に塗布して成分を浸透させます。
薬剤を流した後にアイロンやドライヤーの熱を加えることで、髪の毛に化学反応を起こすという仕組みです。

熱を通すことで髪の毛に『イミン結合』という新しい結合が生まれます。
これにより、傷んだ髪の内部を強化して、ハリコシのある健康的な髪へと導きます。
特に、普段からカラーやパーマなどのケミカル施術を繰り返している人は、髪の健康なpHバランスが崩れがち。
酸熱トリートメントは、ケミカル施術によってアルカリに傾いた髪の毛を、髪本来のpHバランスに整えながら補修できるため、健康的な仕上がりを期待できます。
他のヘアトリートメントとの違い
従来のトリートメントと酸熱トリートメントの最大の違いは、その効果の持続性です。
一般的なトリートメントは髪の表面をコーティングする方式が主流で、シャンプーを重ねるたびにコーティングされた膜が剥がれていきます。
一方、酸熱トリートメントは髪の内部に直接アプローチするため、4~6週間ほどの長期的な効果を実感できます。

髪質などによって効果の差はありますが、一般的なトリートメントよりは長持ち。
また、施術時の熱による浸透促進も大きな特徴です。
通常のトリートメントでは、常温で薬剤を馴染ませるだけですが、酸熱トリートメントは適度な熱を加えることで、補修成分が髪の内部に架け橋を作ります。
そのため、ダメージにより内部構造が乱れた髪の毛を修復し、うねりやくせ毛を改善したりと、本質的な髪質改善が可能になるのです。
施術の流れと所要時間
酸熱トリートメントの施術は、美容室によって違いがありますが通常90分から120分程度で完了します。
まず、髪の状態を丁寧にカウンセリングし、酸熱トリートメントをするべきかどうかを判断します。

髪質によっては酸熱トリートメントをやらない方がいい人もいます。詳しくは『酸熱トリートメントが向いていない人の特徴』で解説するよ。
髪質に問題がなければ、シャンプーで地肌と髪についた汚れを流し清潔な状態に。
その後、専用の酸性薬剤を髪の毛の中間から毛先に塗布し、時間を置いてから薬剤を流します。
ここからが重要で、ヘアアイロンを使って髪に熱を与え、酸熱トリートメントの成分を髪の毛内部で反応させます。

「アイロンを通すことで内側から輝く艶を感じる仕上がりに。」
他のトリートメントと比べると時間はかかりますが、酸熱トリートメントの施術後は髪のまとまりや艶を実感できるはずです。
ただし、より長持ちさせるためには、自宅でのアフターケアも重要になってきます。
酸熱トリートメントが向いている人の特徴


わたしも酸熱トリートメントで艶々になりたい。
ちょっと待って!まずは自分の髪質が酸熱トリートメントに適しているか考えてみましょう。

ここからは酸熱トリートメントが向いている人の特徴を紹介します。
あなたの髪質に合っているのか、詳しくチェックしていきましょう。
ゆるいくせ毛・うねりが気になる人
生まれつきのゆるいくせ毛や加齢によって出てきたうねりは、毎日のスタイリングを難しくする原因です。
酸熱トリートメントは、このような自然なくせやうねりに対して一定の効果を発揮します。
髪の内部構造にアプローチし、キューティクルを整えることで、自然な仕上がりのストレートヘアに近づけるのが酸熱トリートメントに含まれる成分の特徴です。
特に梅雨時期や汗をかきやすい季節は、髪の水分バランスが崩れてくせ毛が目立ちやすくなります。
酸熱トリートメントを施術すると、髪の内部から水分バランスを整え、湿気に強い髪質へと改善してくれるので、縮毛矯正をするほどではないけどくせが気になるという方におすすめです。
ダメージで髪が広がりやすい人
カラーリングやパーマの繰り返しで髪が広がりやすくなってしまった方には、酸熱トリートメントが最適です。
髪の表面を覆うだけの一般的なトリートメントと違い、髪の内部からケアすることで、ダメージを受けた髪を疑似的に健康な状態へと導きます。

特に注目したいのは、髪の芯までしっかりとケアできる点です。
傷んだキューティクルを整えながら、髪の内部に新たな結合を作ることで、パサつきや広がりの原因を根本から改善。
ダメージケアをしながらシルエットを整え、理想のヘアスタイルを楽しむことができます。
艶のある自然なストレートを求める人
酸熱トリートメントの最大の魅力といえば、キレイに光が反射するシルクのような艶感です。
髪の表面をコーティングするだけでなく、内部からキューティクルを整えることで、自然な艶と手触りを実現します。
また、自然にくせを伸ばせるので縮毛矯正とは違う質感が手に入るのも嬉しいポイント。

髪の毛のダメージが大きい方は3回ほど継続して行うと、艶感が定着するのでおすすめです。
期待できる効果とメリット

酸熱トリートメントには、髪質を改善する様々な効果があります。
特に注目したいのが、まとまりと艶の向上。
毎日のヘアケアが楽になる魅力的なメリットについて詳しく解説します。
まとまりやすい髪になる
酸熱トリートメントを受けると、朝のスタイリングが格段に楽になります。
髪の内部構造が整うことで、寝ぐせがつきにくく、ブラッシングだけでサッとまとまる扱いやすい髪に導いてくれるのです。
特に湿気の多い季節でも、髪の広がりやうねりが抑えられるため、いつでも思い通りのヘアスタイルをキープできます。

毎朝のスタイリング時間も大幅に短縮できることも嬉しいポイント。
今までアイロンやヘアオイルに頼り、ヘアスタイルに時間がかかっていた方も短時間でスタイリングできるでしょう。
艶と手触りがアップする
酸熱トリートメントの特徴的な効果として、自然な艶感を演出できるという点が挙げられます。
髪の内部からキューティクルを整えることで、光を反射しやすい健康的な髪へと導きます。
人工的なコーティング剤で表面を覆うだけの一般的なトリートメントとは異なり、髪本来の美しさを引き出すため、不自然さを感じることなく艶やかな髪を楽しめます。

サラサラな手触りも見逃せないポイントです。
傷んでごわついていた髪が、まるでシルクのような滑らかさに変化。
指通りの良さは施術直後から実感でき、パートナーやご家族からも「髪質が変わった?」と驚かれる方も多いはず。
この効果は通常4〜6週間ほど持続し、自宅でもケアを続けることで、さらなる髪質の改善も期待できます。
酸熱トリートメントが向いていない人の特徴

酸熱トリートメントは多くの方に効果的な施術ですが、髪の状態によっては注意が必要な場合も。
ここでは、施術を控えた方が良い髪質や状態について詳しく解説していきます。
強いくせをストレートにしたい人
酸熱トリートメントでくせが伸びるからといって、チリチリした細かいくせや、ジリッとした髪の毛が捻じれたような毛には向いていません。

酸熱トリートメントは縮毛矯正のように強いくせ毛をストレートにする効果はありません。
美容室のメニューで『酸熱ストレート』というものが出てきたことで混同している方が多いですが、くせをしっかり伸ばしたいのであれば縮毛矯正を選択するのが無難です。

縮毛矯正は酸性と逆のアルカリ性の薬剤で髪の毛を柔らかくしてくせを伸ばします。
くせの強さによって酸熱トリートメントに向かない場合があるので、美容師に判断してもらいましょう。
太くて硬い髪質
生まれつき髪が太く、ハリやコシがある方は、酸熱トリートメントの施術に慎重になる必要があります。
なぜなら、髪の毛は酸性の薬剤をつけることで、収れん(引き締まる)して硬くなってしまうからです。
もともと髪の毛が硬く、ハリコシに悩んでいる方は、酸熱トリートメントによって髪の毛が強化されてしまうと「なんか重たくなった?」と感じるかもしれません。
髪の毛が硬くなることで動きが出づらくなることがあるので注意が必要です。
注意すべき酸熱トリートメントのリスク

酸熱トリートメントは効果の高い施術ですが、いくつかの注意点があります。
ここでは、施術前に知っておきたいリスクと、それを回避するためのポイントを詳しく解説していきます。
酸熱トリートメントを頻繁に繰り返すリスク
髪の毛にダメージを与える原因として、カラー剤やパーマ剤に含まれる『アルカリ』があります。
アルカリ剤を髪の毛につけると髪の毛が膨潤(緩む)して柔らかくなり、この過程によって髪の毛にダメージを与えてしまうのです。
逆に、酸熱トリートメントの薬剤は『酸性』なので傷まないと思っている方が多いですが、酸性の薬剤を頻繁に使うと、同じようにダメージを受けてしまいます。
具体的には、酸性の薬剤を頻繁に使うことで、髪の毛が『過収れん』という状態になりポーラス毛(ビビり毛)になることも。
いくら艶が出てキレイになるからといえ、頻繁に繰り返すのはリスクが高いのでやめておきましょう。

トリートメントだから小まめにやった方がいいと思ってました。
美容師の技術不足によるダメージリスク
酸熱トリートメントは高度な技術を要する施術です。
薬剤の選定から、温度管理、放置時間まで、細かな調整が必要となります。
経験の浅い美容師による不適切な施術は、髪の過度な硬化や、予期せぬダメージを引き起こす可能性があるのです。

特に、薬剤のphコントロールを間違うと髪の毛がチリチリになることも。
酸熱トリートメントの施術実績が豊富な美容室を選ぶことはもちろん、事前のカウンセリングでしっかりと説明をしてくれるかどうかもチェックポイントです。
選んだ美容室でしっかりとカウンセリングを受け、安心して施術を任せられる美容師さんかどうか見極めましょう。

酸熱トリートメントに向いている人、向いていない人を表にまとめたのでおさらいしてください。
酸熱トリートメントが向いている人 | 特徴・効果 |
ゆるいくせ毛・うねりが気になる人 | ・自然なくせ毛や加齢によるうねりを軽減 ・湿気による広がりを抑え、まとまりやすくなる |
ダメージで髪が広がりやすい人 | ・カラーやパーマで傷んだ髪を内側から補修 ・キューティクルを整えてパサつきを軽減 |
艶のある自然なストレートを求める人 | ・シルクのような自然な艶を実現 ・定期的に施術するとさらに艶が定着 |
酸熱トリートメントが向いていない人 | 注意点 |
強いくせをストレートにしたい人 | ・縮毛矯正ほどのくせ毛矯正効果はない ・ジリジリした強いくせ毛には不向き |
太くて硬い髪質の人 | ・髪が引き締まり、さらに硬くなる可能性あり ・動きが出にくくなり、重たい質感に感じることも |
酸熱トリートメントのよくある勘違い

酸熱トリートメントに関して、誤解されがちなポイントを解説します。
特に先述した「酸性トリートメントと縮毛矯正の違い」と「酸性だから髪の毛が傷まない」という2つの誤解について詳しく見ていきましょう。
酸性トリートメントと縮毛矯正は別物
酸熱トリートメントと縮毛矯正は、髪質改善を目的とする点で共通していますが、その仕組みと効果は異なります。
酸熱トリートメントは、酸性の薬剤と熱を組み合わせて髪内部の結合を強化し、髪質を改善します。
一方、縮毛矯正はアルカリ性の薬剤で髪の内部結合を一度外し、ストレートアイロンでストレートにした後に再結合させる薬剤をつけることで、強いくせ毛をストレートに変える技術です。
そのため、酸熱トリートメントは髪のうねりや広がりを抑え、自然なまとまりを与えるのに適していますが、縮毛矯正のような強いストレート効果は期待できません。

この違いを分からずに「くせがあまり伸びなかった」と不満に感じる方が多い。
自身の髪の状態や求める仕上がりに応じて、適切な施術を選ぶことが重要です。
酸性だから髪の毛が傷まない
酸熱トリートメントは酸性の薬剤を使用するため「酸性だから髪が傷まない」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
酸性の薬剤でも、使用方法や髪の状態によってはダメージを引き起こす可能性があります。
特に、施術後に髪が硬く感じることや、適切な技術で行われない場合、逆に髪を傷めるリスクも考えられます。

健康な髪の毛のphは4.5〜5.5の弱酸性。この値から離れるとダメージの原因になります。
酸性トリートメントの薬剤にはさまざまなものがあり、中にはph値が低い『強酸性』の薬剤もあります。
薬剤選定が大切なので、技術だけでなくしっかりとした知識も必要。
酸熱トリートメントを受ける際は、知識と技術のある信頼できる美容師に相談し、自分の髪質や状態に合った施術を受けることが大切です。
酸熱トリートメントが向かない人におすすめのアイテム


わたしは酸熱トリートメントには合わない髪質かも…。
酸熱トリートメント以外にも髪の毛を艶々にする方法はあります!

髪の毛のダメージを補修して、見た目にも艶感を与えられるのは酸熱トリートメントだけではありません。
サロントリートメントの中にはうねりを軽減し、艶やかな髪の毛にしてくれるアイテムがいくつもあります。
ここでは自宅で使えるおすすめのトリートメントをご紹介します。
HITAトリートメント
うねりやザラつきを抑えてなめらかな手触りに導くトリートメント。
HITAトリートメントはサロントリートメントのシリーズがあり、サロントリートメントではプレックス処方により酸熱トリートメントのように髪の毛の内部に架け橋を作ります。
サロントリートメントではうねりを和らげる効果があるので、ホームケアトリートメントとともにサロントリートメントを体験してみるのもおすすめです。
バイカルテトリートメント
サロントリートメントのようなしっとりとした保湿力があるトリートメント。
髪の毛のダメージが大きい人や、乾燥しやすい髪質の人に特におすすめです。
サラサラタイプ、まとまりタイプ、なめらかタイプの3種類から選べるので、自分の髪質に合わせて使ってみてください。

美容室やAmazonで購入可能です。見つからない場合は下記のような美容室専売品が購入できるサイトもチェックしてみてください。

酸熱トリートメントが向いている人のまとめ

本記事では酸熱トリートメントについて、メリットやデメリット、酸熱トリートメントに向いている髪質などについてまとめました。
酸熱トリートメントは、髪の内部に新たな結合を作ることで、ダメージを補修しながら艶とまとまりを向上させる施術です。
最近は酸熱トリートメントのデメリットを抑えて施術ができる薬剤が増えてきたので、リスクはかなり下がっています。
さらに、酸熱トリートメントに代わる、新技術を使ったトリートメントが登場するなど、ヘアケアアイテムは日々進化中です。
理想のヘアスタイルを手に入れるために、正しい知識を持ち自分に合った施術を選びましょう。
キレイな髪の毛を作るための記事はこちら。