
ワックスとバーム、どっちを選べばいいの?
こんな風に迷ったことはありませんか?
見た目や質感が似ているため、違いがよく分からず、適当に選んでしまうこともあるでしょう。
しかし、それぞれの特徴を理解し、自分の髪質やスタイルに合ったものを選ぶことで、理想のヘアスタイルが叶います。
本記事では、現役美容師がワックスとバームの違いを徹底解説。
成分や使用感の違いはもちろん、仕上がりや向いている髪質まで詳しくご紹介します。
さらに、実際に美容室で使われているおすすめのアイテムもピックアップ。
「ナチュラルな濡れ髪スタイルにしたい」「しっかりとホールドして一日中キープしたい」など、あなたの理想に合ったスタイリング剤を見つけましょう!
バームとワックスの違い

バームとワックスは見た目も質感も似ているため「何が違うの?」」と、多くの方が混同しがちです。
しかし、成分や特徴には明確な違いがあり、目的に応じて使い分けることで望むヘアスタイルを叶えられます。
バームの主成分はオイルやシアバターなどの天然の油分が使われていることが多い。
これに対し、ワックスは油性成分に水溶成分や界面活性剤などの化学成分が使われていることが多いです。
この成分の違いが、使用感や仕上がりに大きく影響を与えています。
特徴 | バーム | ワックス |
---|---|---|
成分 | ミツロウ、シアバターなど | 界面活性剤など |
質感 | クリーミー、なめらか | 固め、粘り気がある |
セット力 | 軽め〜中程度 | 中程度〜強め |
髪への馴染み | 良好 | 好やや時間がかかる |
向いている髪質 | 細め、硬め | 柔らかめ、太め |
得意なスタイル | ナチュラル、ウェット | キープ力重視、メリハリのあるスタイル |
洗い落とし | 比較的簡単 | やや手間がかかる |
バームは髪に優しくナチュラルな仕上がりが特徴で、ワックスはしっかりとしたホールド力でスタイルをキープできます。

自分の髪質とスタイリングの目的に合わせて、適切な製品を選ぶことをおすすめします。
バームの使い方

バームは柔らかい質感を活かして、髪全体に均一に馴染ませることがポイントです。
適量を手に取り、手のひらの熱で溶かしながら使うことで、スムーズに髪になじませることができます。

使用量の目安は、ショートヘアで小指の先程度、ミディアムヘアで枝豆1つ分程取りましょう。
髪の長さや太さによって調整することで、自然なまとまりを作れます。
使いすぎると髪がべたついてしまうため、最初は控えめにつけて徐々に足していくのがおすすめです。
髪の水分量が多すぎると、バームの効果が薄まってしまいます。
また、根元からつけすぎるとべとついた重たい印象になるので、毛先から徐々に馴染ませていくのがコツです。
ワックスの使い方

ワックスは自由が利くスタイリング力と強いホールド力が特徴のスタイリング剤です。
適切な量と塗布方法を守ることで、思い通りの髪型を作れます。

使用量は、ショートヘアで10円玉大、ミディアムヘアで500円玉大を目安にしましょう。
固めのワックスは、手のひらでよくのばしてから使用することで、髪に均一になじませやすくなります。
ワックスは一度つけすぎると不自然になりやすいため、少量ずつ足していくのがおすすめ。
また、髪が乾いていない状態で使用すると、セット力が大幅に低下してしまうので注意が必要です。
仕上がりの違い

バームとワックスは、それぞれ仕上がりに違いがでます。
髪質や好みのスタイルに応じて使い分けることで、理想のヘアスタイルを作れるでしょう。
バームとワックスの仕上がりの違いを詳しく見ていきましょう。
バームの仕上がり
バームを使用した髪型は、自然でしなやかな質感が特徴です。
オイルやバターを主成分としているため、髪に艶が出て健康的な印象を与えることができます。
また、濡れた質感や細かな束感を作るのにも適しているので、トレンドの濡れ髪ヘアを作るのにおすすめです。
特に硬い髪質の方は、バームのしっとり感で髪のごわつきを抑えられるでしょう。

スタイリング直後は少し重たく感じるかもしれませんが、時間とともに髪に馴染んで自然な動きが出てきます。
サッとまとめたいときに気軽に使用でき、落ち着いた印象のヘアスタイルに仕上がるのが特徴です。
アイテムによっては重ね付けしても髪がベタつきにくく、スタイルの微調整が簡単なため、初心者でも扱いやすいスタイリング剤といえます。
ワックスの仕上がり
ワックスを使用した髪型は、立体感とメリハリのある仕上がりが特徴です。
髪の毛一本一本にコーティングをするような効果があり、思い通りの方向に髪を動かせます。
メンズのスパイキーショートやソフトモヒカンなどの毛先に動きを出したいスタイルや、ウェーブヘアのカール感を際立たせるなど、使い方は多種多様です。
また、先細りの束感を表現できるため、アクセントをつけたアレンジも思いのままです。

朝のセットが長時間持続するのも魅力で、髪の動きをキープしたい方に向いています。
マットな質感のワックスを使えば、かっこよさとふわっとした柔らかさを演出できるでしょう。
ただし、つけすぎると不自然な固さになってしまうため、量の加減が重要です。
慣れるまでは少なめから始めて、徐々に好みの仕上がりを見つけていくことをおすすめします。
おすすめのバーム3選

数多くあるバームの中から、特に人気の高い3つの商品をピックアップしました。

実際に美容室で使っているアイテムばかりなので、自信を持っておすすめできます!
それぞれ特徴が異なるので、自分の髪質やスタイリングの目的に合わせて選んでみてください。
プロダクトワックス
シアバターとホホバオイルを配合したプロダクトワックスは、バームブームの火付け役で、髪に優しい保湿力が特徴です。
ナチュラルな艶と程よいホールド力で、カジュアルシーンやビジネスシーンにと、オールマイティーに使える仕上がりに。

保湿効果が高いので、乾燥によって広がりやすい髪質の方におすすめです。
伸びが良く、少量でも髪全体にムラなく馴染むため、使いやすさは間違いありません。
朝のスタイリング時間を短縮できる点も、多くのユーザーから支持されている理由の一つです。
香りは柑橘系のさわやかな香りで、手に残ったバームはハンドクリームとしてそのまま流さずにおけるのが魅力となっています。
洗い流しやすいのも魅力で、夜のシャンプー時にストレスを感じることはありません。
ジェミールフランメルティバターバーム
ジェミールフランメルティバターバームは、夜のドライヤー時にまとまったヘアスタイルを朝まで持続させることが特徴のバームです。
クリームのような柔らかいテクスチャーで、手のひらで簡単に溶けてすぐに使えます。
セット力は控えめですが、自然な動きを残しながら癖やうねりをコントロール可能です。
髪の内部を補修するCMADKという成分が配合されているので、スタイリングしながらヘアケアができるのも魅力。

ダメージヘアの方にも安心して使用できるバームとなっています。
かわいらしいデザインと甘い香りで女子力が上がりそう!

ARIMINO MEN ハード バーム
ARIMINOのメンズライン代表作で、しっかりとしたホールド力を持つバームです。
一般的なバームより少し硬めのテクスチャーで、ナチュラルな束感のあるヘアスタイルも思いのままに作れます。
それでいて、ゴワつきや引っ掛かりが出にくいのが特徴です。

保湿成分と整髪成分のバランスが絶妙で、適度なホールド力を持ちながら自然な動きを残せます。
特に短めのヘアスタイルで、清潔感のある仕上がりを求める方に好評です。
爽やかなシトラスムスクの香りで、メンズの気になる頭皮のにおいをマスキングしてくれるのも嬉しいポイント。

ワックスのような感覚で使えるね。
おすすめのワックス3選

続いては、美容室で使用しているワックスの中でも特に人気の高い3つの商品をご紹介します。
それぞれ特徴的な仕上がりが得られるので、なりたいスタイルに合わせて選んでみてください。
ウェーボ ジュカーラ ヘアカスタ
デザイン力とキープ力を両立したワックスで、幅広い年代から支持を集めています。
スタイリング力が細かく分かれており、ソフトなセット力の2番から、カチッとキープできる10番など、髪質やデザインによって使い分けられるのも特徴です。

ポンプ式の容器から出てくる伸びの良いクリーム状のワックスは、スタイリング初心者でも扱いやすい。
つけムラやべたつきなどの不快感がなく、髪全体に均一に広がります。
卵殻膜を配合しているので、ヘアセットしながら補修も行えるのでおすすめです。

香りビーンズ処方により、時間とともに香りが変化するのも楽しいアイテム。
モデニカアートワックス
モデニカアートワックスは強力なホールド力と使いやすいテクスチャーが特徴的なワックスです。
強いセット力で、立体的なヘアスタイルを長時間キープできるので、硬い髪質のメンズにおすすめ。
特にツーブロックのショートヘアやソフトモヒカンなど、トップに高さが必要なスタイルに最適です。
セット力は軽い動きをキープする4番から、しっかりとした束感を作れる8番まで用意されています。
また、艶を消した仕上がりになるクレイワックスも人気。

べたつきが少なく、髪の根元からしっかりとスタイリングできるのも特徴的です。
シトラスフローラルの優しい香りなので、強い香りが苦手な方でも安心して使用できます。
リセット可能な設計で、スタイルの微調整も簡単にできます。
キャラバン
柔らかな質感としっかりとしたホールド力を両立した、使い勝手の良いワックスです。
セミハードタイプで、手のひらでよくのばすことで程よい柔らかさに。

髪の毛束を自在にコントロールでき、ナチュラルな束感を演出できます。
スタイリング中に白浮きしにくい処方で、黒髪でも安心して使用可能です。
適度な艶があるため、スーツスタイルなどのビジネスシーンでも違和感のない仕上がりになります。
機能性香料配合で気になるにおいを包み込み、1日中ストレスを感じることなく使用できるでしょう。

無骨なデザインがカッコいいね。
バームとワックスの違いまとめ

本記事ではバームとワックスの違いを現役美容師の目線で解説しました。
スタイリング剤の代表格であるバームとワックス。
それぞれの特徴を理解することで、より理想的なヘアスタイリングが可能になります。
バームは天然由来の油分を主成分とし、髪に優しくナチュラルな仕上がりが特徴です。
一方、ワックスは強いホールド力が魅力。立体感のあるスタイルや細かな束感を表現でき、1日中スタイルをキープできます。
どちらを選ぶにしても、髪質やなりたいスタイル、使用シーンに合わせて選択することが大切です。
ぜひ自分に合ったアイテムを見つけて、理想のヘアスタイルを手に入れてください。

人気のワックスやバームは、こちらの記事でも紹介しています!

ヘアスタイルを作るおすすめのアイロンはこちらから。
