美容の悩み

担当の美容師が辞めちゃった!美容師が辞めてしまう理由と新しい美容師を探す方法

美容室に予約の電話をしたら、担当美容師が辞めてた!これからどうすればいいの…。

信頼を置いていた美容師がいなくなって不安を感じているあなた。

実は美容師の離職率は他業種と比べても高く、担当美容師がいなくなってしまったという経験をする方も少なくありません。

美容師が辞める背景には、低賃金や過酷な労働環境など、多くの切実な理由があります。

本記事では、美容師が辞める本当の理由と、担当美容師が辞めたときの対処法を現役美容師の視点から徹底解説。

本記事で分かること

  • 美容師が辞める理由
  • 美容師のキャリアプラン
  • 辞めてしまった美容師のその後
  • 担当の美容師が辞めてしまったときは

不安に感じているあなたのために、次の美容室選びのヒントを提供します。

美容師との新たな出会いへの不安を、具体的な選択肢と情報で解消しましょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

美容師が辞める理由

美容師が辞める理由

美容師の仕事は、創造性と技術が求められる魅力的な職業である一方、多くの課題も抱えています。

キャリアを通じて直面する様々な困難が、美容師の離職理由となっているんです。

まずは美容師が辞める主な理由についてご紹介します。

給料が増えない

美容師は、一般企業のように年数に比例して上昇していくような給料体系ではありません。

美容師の給料は担当したお客様の数に比例して上がっていく『歩合制』なことが多いです。

若手美容師は、懸命に技術を磨いてもお客様がつかなければ給料が大幅に上がることはありません

美容師
美容師

そんな現実に失望して辞めてしまう美容師は多いです。

特にアシスタント時代は低賃金で、昇給のペースも遅いため、将来への希望が持てなくなることも。

技術を磨き、お客様から高い評価を得ても、収入面での実感が伴わないストレスは、美容師継続の大きな壁となっています。

体力的にキツイ

美容師の仕事は、一日中立ち続けたり不安定な姿勢で作業をしたり、重いドライヤーや道具を扱う過酷な肉体労働です。

長時間作業するため、腰痛や足のむくみ、肩こりなどの身体的負担が極めて大きくなります。

人気の美容師は、休む暇もなくお客様が来店するので、体力的な限界を感じながら仕事をしている方も多いでしょう。

美容師
美容師

忙しいときはお昼休憩も取れずに働くこともあります。

また、お客様一人一人に最高の仕上がりを提供するためには、集中力と体力の両方が求められ、身体的な疲労が蓄積されやすい特徴があります。

休みが少ない

美容室は、土日祝日も営業していることが多く、美容師の休日は極めて限られています。

逆に平日が休みなことが多いため、家族や友人と休みが合わず、一緒に過ごす時間を十分に持てないストレスは大きいです。

また、美容技術の研鑽のための勉強会や自己研修の時間も、休日返上で行うことが多く、精神的・肉体的な疲労が蓄積されやすい環境にあります。

このような過酷な労働環境が、美容師の離職を加速させる要因となっているのが現状です。

下積み期間が辛い

美容師としてキャリアを積むには、長い下積み期間が避けられません。

アシスタント時代は雑用から始まり、シャンプー、ドライヤー、カラー剤などの薬剤準備や、電話対応、予約管理などの事務作業を行う必要があります。

スタイリストデビューしてからも練習期間は続くので、イメージしていた美容師像とかけ離れた仕事内容にモチベーションを保てずに辞めてしまう美容師は多いです。

美容師
美容師

アシスタント期間は3年ほどという美容室が多いですが、この期間に約50%の美容師が離職していると言われています。

自分の成長実感が得られない下積み期間は、美容師としての夢を諦める分岐点となることがあります。

人間関係での悩み

美容室はスタッフだけでなく、さまざまなお客様との関わりが生まれるため、人間関係のストレスは極めて大きいです。

お客様との関係では、高いクレーム対応スキルが求められ、特に経験の浅い美容師は精神的なプレッシャーに苦しみます。

美容師
美容師

クレーマーの対応は時間と労力を使います…。

同僚や上司との関係においても、厳しい指導や競争環境、コミュニケーションの難しさが、精神的な疲労を引き起こす。

また、サロン内の人間関係が悪化すると、仕事へのモチベーションが急激に低下し、離職を選択する美容師も少なくありません。

職業病の悪化

美容師は、薬剤に触れることでの怪我や長時間の立ち仕事により、深刻な職業病に悩まされます。

頻繁に使用するヘアカラーや薬品による手荒れ、アレルギー症状、長時間立ち続けることによる腰痛や関節痛は、キャリア継続を脅かす大きな課題です。

美容師
美容師

腰痛、腱鞘炎、手荒れは美容師の3大職業と言われていて、悩まされている美容師は少なくありません。

特に敏感肌の人や体力に自信がない人は、これらの健康リスクを避けるため、早期に離職を選択することもあります。

妊娠、出産

美容室の労働環境は、妊娠中や出産後の女性にとって非常に厳しいものです。

化学物質を扱うリスク、長時間立ち続けることの身体的負担、不規則な勤務形態は、妊娠中の女性に大きなストレスを与えます。

また、育児との両立が難しい職場環境も、多くの女性美容師が直面する課題です。

産休や育休後の職場復帰のハードルも高く、キャリアの継続を諦める女性美容師が少なくありません。

このような現状を変えるための取り組みも進んできていますが、まだまだ満足に子育てと仕事の両立ができずに辞めてしまう美容師は多いです。

セカンドキャリアへ転職

美容師のセカンドキャリアとして王道なのが独立開業です。

自分のお店を経営するために、ある程度スキルが身についたら、勤めていた美容室を辞める美容師も多い。

また、美容師として培った接客スキル、創造性、コミュニケーション能力は、他の多くの業界でも高く評価されています。

そのため、スキルを活かせる異業種への転職を選択する美容師も増えています。

美容師
美容師

元美容師を求めている企業も数多くあります。

特にマーケティング、セールス、イベント企画、メディア関連など、対人スキルが求められる職種への転身は、魅力的な選択肢です。

また、美容の知識を生かしたインフルエンサーやコンテンツクリエイターへの道も、キャリアチェンジの一つの形として注目されています。

美容師のキャリアプラン

美容師のキャリアプラン

美容師の世界では、一般的にキャリアアップのプロセスが決まっています。

あなたの担当美容師がどのキャリアに位置していたのかを知ることで、その後の動向を予測できるでしょう。

ここでは美容師のキャリアプランについて解説します。

アシスタント

美容師としてのキャリアの入り口であるアシスタントは、専門技術を学ぶ最初の重要なステージです。

先輩美容師のサポート業務を通じて、髪のシャンプー、道具の準備、清掃などの基本作業から始まります。

単なる補助業務ではなく、お客様との接客マナー、サロン内のワークフロー、プロフェッショナルとしての心構えを学ぶ貴重な期間でもあり、一般的に1年から3年ほどはアシスタントとして働くことが多いです。

技術面では、カット、カラー、パーマなどの基礎技術を徐々に習得し、美容師としての感性を磨いていきます。

美容師
美容師

この期間は忍耐と学習意欲が試される時期で、離職の時期としては一番多い期間です。

スタイリスト

アシスタントを経て、美容師としての本格的なキャリアがスタートするスタイリストのステージです。

お客様と直接向き合い、ヘアスタイルの提案から施術まで、すべてを担当するプロフェッショナルとして活躍します。

単に髪を切るだけでなく、顧客の顔型、肌質、ライフスタイルに合わせた最適なスタイルを提案する美的センスが求められます。

技術的なスキルはもちろん、コミュニケーション能力、トレンドへの感度、接客スキルなど、総合的な能力が試される重要なポジションです。

店長

サロン運営の中核を担う店長は、美容技術だけでなく、マネジメント能力が求められるポジションです。

スタッフの勤務シフト管理、接客レベルの向上、店舗の雰囲気づくり、顧客満足度の維持など、多岐にわたる役割を担います。

単なる管理者ではなく、サロンの顔として、スタッフの育成、モチベーション維持、経営的な視点からの判断も求められます。

サロンの雰囲気や評判を左右する重要な立場であり、自らも高い美容技術を保ちながら、組織運営のスキルも磨く必要があるので、プレッシャーも大きいポジションです。

美容師
美容師

店長に担当してもらいたいとおっしゃるお客様も多いですね。

マネージャー

美容室チェーンやグループにおける最上位のポジションであるマネージャーは、複数の店舗や広域エリアの統括を担う重要な役割です。

個々のサロンの運営状況、スタッフの育成、サービス品質の均一化、経営戦略の立案など、より広い視野での業務が求められます。

美容業界のトレンド分析、採用戦略、スタッフ教育プログラムの開発、マーケティング戦略の立案など、経営的な視点が不可欠です。

美容師
美容師

プレーヤーと経営者では求められるスキルが全く違う。

また、各店舗の売上管理、顧客満足度の分析、新しいサービスの企画なども重要な職務となります。

単なる管理者ではなく、美容業界全体を俯瞰できる洞察力と戦略的思考が求められるポジションです。

辞めてしまった美容師のその後

辞めてしまった美容師のその後

美容師が辞めた後は、以下のような環境で働くことが多いです。

離職後の職種一例

  • 独立
  • ヘアメイクアップアーティスト
  • フリーランス美容師
  • 訪問美容師
  • 美容学校の教員
  • 美容ディーラー

辞めた後も、次に働く環境によってはまた担当してもらうことも可能。

ここからは美容師が辞めた後に就く仕事について解説します。

独立

サロン経営は、美容師としてのキャリアの最終目標の一つです。

自分のサロンを持つことで、雇われているときとは違う自由な経営スタイルを実現できます。

独立のハードルは低くありませんが、長年培った技術と人脈を活かし、独自のコンセプトや特徴あるサロンづくりが可能です。

立地選びや内装、料金設定、サービスメニューなどを一から考えるのは大変ですが、すべてを自分の理想に合わせてデザインできる点が最大の魅力。

担当の美容師が辞めた後に独立開業している場合は、お店を訪れることで、また同じようにサービスを受けられるでしょう。

担当美容師さんのお店なら、ずっと通いたいお店になるかも。

ヘアメイクアップアーティスト

ヘアメイクアップアーティストは映画、舞台、写真撮影、テレビ番組など、エンターテインメント業界で活躍できる職業です。

ファッションショー、CM撮影、アーティストのヘアメイクなど、クリエイティブな領域で美容師のスキルを存分に発揮できます。

美容師
美容師

ヘアスタイルだけでなくメイクも同時に行うことが多いよ。

単なる技術だけでなく、クライアントの要望に合わせたヘアスタイルを作成することが求められる職業です。

有名人や著名なクリエイターと仕事をする機会も生まれ、美容師としてのキャリアの新たな可能性を広げられます。

美容室で勤務しながらヘアメイクアップアーティストとして活躍している方もいるので、美容室で勤務している場合はサービスを受けることも可能です。

ヘアメイクアップアーティストとして活躍している美容師さんなら、芸能人のお話も聞けるかも♪

フリーランス美容師

SNSやWebを最大限に活用し、自由な働き方を実現できる形態がフリーランス美容師です。

自宅や貸しスタジオ、シェアサロンなど、場所にとらわれない柔軟な施術が可能になります。

インスタグラムやTikTokでの情報発信により、独自のファンを獲得し、従来のサロンワークとは異なる集客方法で活躍できるのが特徴です。

店舗が定まらないこともあり、毎回担当してもらうのは難しくなるかもしれませんが、DMなどで予約を管理しているフリーランス美容師が多いので、連絡先をもらっておくといいでしょう。

美容師
美容師

InstagramのDMでのやり取りをしている美容師さんが多いので、Instagramのアカウントを用意しておきましょう。

訪問美容師

訪問美容師は高齢者施設や自宅を訪問し、美容サービスを提供する新しいスタイルの美容師です。

移動が困難な方々に、美容の喜びと自信を届けられる仕事。

美容師
美容師

単なる技術提供だけでなく、コミュニケーションや心のケアも重要な役割です。

特に高齢者や障がいを持つ方々にとって、美容は生活の質を大きく向上させる重要な要素となります。

柔軟な勤務形態と、社会貢献性の高い仕事として注目されている分野です。

美容学校の教員

美容専門学校の教員は自身の経験を次世代の美容師に伝える、重要な教育的役割を担う仕事です。

主な仕事内容は美容師国家資格を取得するための授業を行うことですが、サロンでの実務経験を活かし、技術だけでなくプロフェッショナルとしての心構えや業界の裏側まで、リアルな経験を学生に伝えます。

土日祝日が休みで、夏期・冬期休暇もある安定した職場環境は、ワークライフバランスを重視する人にとって魅力的なので、セカンドキャリアとして人気です。

美容師
美容師

教育スキルを磨きながら、美容業界全体の発展に貢献できる、やりがいのある仕事です。

美容ディーラー

美容用品メーカーや卸売業者での営業職は、美容師としての知識を最大限に活かせる職種です。

サロンで使用してきた製品の特性や、実際の使用感を熟知しているため、専門性の高い営業活動が可能になります。

メーカーと美容室をつなぐ重要な役割を担い、業界全体の情報に精通できる点も大きな魅力です。

顧客との信頼関係構築や、製品提案のスキルなど、美容師時代に培ったコミュニケーション能力を存分に発揮できる仕事です。

担当の美容師が辞めてしまったときは

h2担当の美容師が辞めてしまったときは

担当の美容師との長年の付き合いが突然途切れると、不安や戸惑いを感じるものです。

これからどうすればいいの…。

今後のことを考えると心配ですよね。

担当の美容師が辞めてしまった方のために、今後の美容サロン選びについて具体的な選択肢をご紹介します。

担当者が次に勤務している美容室に通う

担当美容師の新天地を追いかけるのは、今までの関係を継続する最も直接的な方法です。

担当美容師のスキルと人柄を高く評価している場合、新しい美容室まで足を運ぶ価値は十分にあります。

美容師
美容師

アクセスの良さや料金、サロンの雰囲気などを事前にチェックしておくと安心です。

SNSや店舗のウェブサイトで情報を収集し、実際に足を運んでみることで、新しい環境で改めて通えるかを確認できます。

移転先の美容室の雰囲気や他のスタッフとの相性も大切なポイントとなるのでチェックしましょう。

同じ美容室の中で担当を変える

元の美容室に慣れている場合、同じサロン内で新しい担当者を探すのも賢明な選択です。

一度違う美容師に希望や悩みを率直に伝えることで、自分に合う美容師を見つけられる可能性が高まります。

サロン内には様々なキャリアレベルの美容師がいるため、経験豊富なスタイリストや若手でトレンドに敏感な美容師など、さまざまな選択肢があります。

事前にカウンセリングを受けて、技術や接客スタイル、髪質へのアプローチなどを確認するとよいでしょう。

別の美容室で新たな担当者を探す

全く新しいサロンを探す決断は、より広い視野で自分に合った美容師を見つけるチャンスです。

口コミやSNS、知人の紹介など、複数の情報源を活用しましょう。

美容師
美容師

最初は初回限定のお得なメニューを利用して、技術や雰囲気を試してみるのがおすすめです。

初めて行く美容室は今までの施術の履歴を把握していないので、髪型相談や丁寧なカウンセリング、髪質や顔型に合わせた提案ができる美容室を選ぶのがポイント。

初めは緊張するかもしれませんが、新しい出会いを楽しむ気持ちで臨むと、意外な発見があるかもしれません。

美容師が辞めてしまう理由まとめ

美容師が辞めてしまう理由まとめ

本記事では美容師が辞めてしまう理由と、辞めてしまったときの対処法について解説しました。

本記事のまとめ

  • 美容師が辞める理由
  • 美容師のキャリアプラン
  • 辞めてしまった美容師のその後
  • 担当の美容師が辞めてしまったときは

担当の美容師がいなくなってしまうと「しばらく美容室行かなくてもいいかな」と、美容への意識が下がってしまいますよね。

ヘアスタイルが決まらないと気持ちが落ち込んでしまう原因になるので、早めに対策をする必要があります。

今の美容室を辞めた後も美容師を続けていれば、また担当してもらうチャンスはありますが、全く違う職種や一般のお客様を担当しないポジションにシフトしていた場合は、新たに対策をしなければいけません。

今まで安心して任せていた美容師がいなくなってしまうのはとても残念ですが、快適な美容室ライフを送るために自分にとって最適な選択を考えましょう。

この記事があなたの美容室ライフをより良いものにする手助けになれば幸いです。

「美容師が辞めてしまった」という方に向けて、こちらの記事で自宅でできるヘアケアを解説しています。

-美容の悩み
-, ,