髪色を変えたいけれど、自分に似合う色がわからない…。
		
	こんな風に悩んでいませんか?
そんな人はパーソナルカラー診断がおすすめです。

パーソナルカラーは知っているけれど、自分がイエベなのかブルベなのか判断できずにいる方も多いでしょう。
		せっかく美容室で髪を染めても、思ったより似合わなかったという経験はありますよね。
実は、パーソナルカラーに合った髪色を選ぶだけで、顔色が明るく見え、垢抜けた印象になるのです。
現役美容師として、本記事ではパーソナルカラーのセルフ診断方法から、春夏秋冬4タイプ別の似合う髪色とNG色、そして美容室での具体的なオーダー方法まで詳しく解説します。
本記事でわかること
- パーソナルカラーとは?
 - パーソナルカラー別似合う髪色
 - パーソナルカラーの判断方法
 
自宅で簡単にできる診断方法を実践すれば、あなたに本当に似合う髪色が見つかるはずです。
理想の髪色を手に入れるため、ぜひ最後までお読みください。
パーソナルカラーで似合う髪色を見つけよう!基本知識とメリット

パーソナルカラーを活用すれば、あなたに本当に似合う髪色が見つかります。
まずはパーソナルカラーの基本的な考え方と、髪色選びに活かすメリットを理解しましょう。
そもそもパーソナルカラーとは?4タイプの特徴
パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌や瞳、髪の色に調和する色のグループのことです。
大きく分けて「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」の2つがあり、さらに明度や彩度によって春・夏・秋・冬の4タイプに分類されます。
		4タイプには、それぞれ異なった特徴があります!
イエベ春は明るく華やかな色が似合い、ブルベ夏は柔らかく上品な色が得意です。
イエベ秋は深みのある落ち着いた色が映え、ブルベ冬ははっきりとした鮮やかな色が調和します。
自分のタイプを知ることで、顔色を明るく見せる髪色や、逆に顔がくすんで見えてしまうNG色がわかるようになります。
髪色をパーソナルカラーに合わせる2つのメリット
パーソナルカラーに合った髪色にすると、顔色が明るく健康的に見えるという大きなメリットがあります。
肌のトーンと調和する色を選ぶことで、透明感が増し、くすみやクマが目立ちにくくなるのです。
たとえば、イエベの方が青みの強いアッシュにすると顔色が悪く見えてしまいますが、温かみのあるブラウンなら肌が明るく見えます。
髪の色を変えるだけでも肌が綺麗に見えるのね♪
		
	
		ベースメイクを頑張るよりも、パーソナルカラーを意識した髪色にしたほうがいいかも。
もう1つのメリットは、あか抜けた印象になることです。
似合う髪色は顔立ちを引き立て、垢抜けた雰囲気を演出してくれます。
反対に似合わない色だと、どんなに流行の髪色でも野暮ったく見えることも。
パーソナルカラーを意識するだけで、印象が格段にアップします。
セルフチェック!あなたがイエベ(春・秋)かブルベ(夏・冬)かを見分ける方法

自分のパーソナルカラータイプは、肌や瞳、髪の色をチェックすることで判断できます。
自宅で簡単にできるセルフ診断の方法を見ていきましょう。
肌の色:黄み vs 青みで見分ける
肌の色をチェックすることで、イエベかブルベかを見分けられます。
手首の内側の血管の色を自然光の下で確認してみてください。
血管が緑色に見える場合はイエベ、青色や紫色に見える場合はブルベの可能性が高いです。
また、日焼けしたときの反応も判断材料になります。
小麦色に焼けやすい人はイエベ、赤くなりやすい人はブルベの傾向があります。
わたしは日焼けすると赤くなってヒリヒリしやすいです。
		
	
		その場合はブルベの確率が高い!
ゴールドとシルバーのアクセサリーを顔の近くに当ててみるのも有効です。
ゴールドが馴染む人はイエベ、シルバーが映える人はブルベと判断できます。
瞳の色:茶色 vs 黒で見分ける
瞳の色もパーソナルカラーを見分ける重要なポイントです。
明るい場所で鏡を見て、黒目の色をチェックしてみましょう。
温かみのある茶色や明るいブラウンの瞳ならイエベの可能性が高く、濃いこげ茶色や真っ黒な瞳ならブルベの傾向があります。
		白目の色にも注目してください。
白目がアイボリーや黄みがかった色ならイエベ、青白くクリアな白ならブルベです。
瞳の印象が柔らかく優しい雰囲気なら春か夏、はっきりとした印象なら秋か冬のタイプに分類されます。
自然光の下で観察すると、より正確に判断できるでしょう。
髪の色と特徴:地毛の印象で見分ける
地毛の色と質感からもパーソナルカラーを判断できます。
生まれつきの髪色が明るめの茶色や赤みのあるブラウンならイエベ、黒髪やグレーがかった暗い髪色ならブルベの傾向です。
		髪質にも特徴が表れます。
イエベは髪が柔らかくふんわりとした質感で、光に当たると茶色っぽく見えることが多いです。
一方ブルベは、しっかりとした硬めの髪質で、光に当たっても黒のままという特徴があります。
今はカラーリングをしてるし、髪質も年々変わってる気がするから難しい…。
		
	
		そんなときは子どもの頃の写真を見返してみるのもおすすめです。
カラーリングをしていない幼少期の髪色は、あなたの本来の色味を知る貴重な手がかりになります。
何も手を加えていない素の髪を確認してみるのも、パーソナルカラーを判断する際に有効です。
NGな髪色を避けるだけでタイプを絞り込める
過去に染めた髪色で「なんだか似合わなかった」という経験があれば、それを逆手に取ってタイプを絞り込めます。
オレンジ系やゴールド系のブラウンが似合わなかった人はブルベ、アッシュ系や青みの強い色で顔色が悪く見えた人はイエベの可能性が高いです。
		明度と彩度によっても絞り込めます!
赤みの強いカラーが派手に見えすぎた場合は春か夏、逆に地味に見えた場合は秋か冬タイプかもしれません。
明るすぎる髪色が浮いて見えたなら秋か冬、暗すぎる色が重く見えたなら春か夏の傾向があります。
このようにNG色から消去法で判断していくと、自分のタイプが見えてくるでしょう。
【タイプ別】パーソナルカラー診断!似合う髪色とNGカラー

それぞれのタイプに似合う髪色と、避けたほうがよいNG色を具体的にご紹介します。
自分のタイプに合った髪色を選んで、魅力を最大限に引き出しましょう。
イエベ春(スプリング)に似合う髪色とNGな髪色
イエベ春タイプには、明るく温かみのある髪色が最も似合います。
ライトブラウンやハニーブラウン、明るめのオレンジブラウンなど、黄みがかった柔らかい色味がおすすめです。
ミルクティーベージュやキャラメルブラウンも、透明感を引き出してくれます。
逆に避けたいのは、青みの強いアッシュ系やグレー系、真っ黒な髪色です。
		これらの色は顔色をくすませ、疲れた印象を与えてしまいます。
また、暗すぎるダークブラウンも重たく見えがちです。
イエベ春の方は明度の高い色を選ぶことで、持ち前の華やかさが際立ちます。
ブルベ夏(サマー)に似合う髪色とNGな髪色
ブルベ夏タイプには、柔らかく上品な青み寄りの髪色がぴったりです。
ローズブラウンやラベンダーアッシュ、グレージュなど、くすみ感のある優しい色味が肌の透明感を引き立てます。
ミルクティーグレージュやピンクベージュも、エレガントな雰囲気を演出してくれるでしょう。
		一方で、オレンジ系やゴールド系の温かい色味は肌から浮いて見えるため避けたほうが無難です。
明るすぎるイエローベージュや赤みの強いレッドブラウンも、派手な印象になってしまいます。
青みを含んだ落ち着いた色を選ぶことが、ブルベ夏の魅力を最大化するポイントです。
イエベ秋(オータム)に似合う髪色とNGな髪色
イエベ秋タイプには、深みのある落ち着いた髪色が調和します。
ダークブラウンやカッパーブラウン、チョコレートブラウンなど、リッチな色味が大人っぽい魅力を引き出してくれるでしょう。
オリーブベージュやマロンブラウンも、知的で洗練された印象を与えます。
		避けたいのは、明るすぎるハイトーンカラーや青みの強いアッシュ系です。
これらは顔色を悪く見せ、本来の落ち着いた雰囲気を損ねてしまいます。
パステル系の淡い色も、イエベ秋の持つ深みを活かせません。
温かみのある濃いめの色を選ぶことで、エレガントな印象をつくれます。
ブルベ冬(ウィンター)に似合う髪色とNGな髪色
ブルベ冬タイプには、はっきりとした鮮やかな髪色がよく似合います。
漆黒のダークブラウンや黒髪、ダークグレージュなど、コントラストの強い色味がシャープな印象を際立たせるでしょう。
バーガンディやダークアッシュも、クールで都会的な雰囲気を演出してくれます。
		NGなのは、黄みの強いオレンジブラウンやゴールド系の明るい髪色です。
これらは顔色をくすませ、ぼやけた印象になってしまいます。
中途半端な明るさのブラウンも、ブルベ冬の持つ華やかさを消してしまうため注意が必要です。
濃くクリアな色を選ぶことが、存在感を高める秘訣です。
プロが回答!パーソナルカラーと髪色に関する疑問を解消

パーソナルカラーと髪色について、よくある疑問にお答えします。
正しい知識を身につけて、より自分に似合う髪色選びに役立てましょう。
パーソナルカラーは髪色で変わるのか?
パーソナルカラーは髪色を変えても変わりません。
パーソナルカラーは生まれ持った肌の色や瞳の色で決まるものです。
髪を明るく染めても暗く染めても、あなた本来のベースカラーは変化しないので安心してください。
ただし、年齢とともにパーソナルカラーが微妙に変化することがあります。
たとえば、白髪が増えたり目の色など、老化に伴う変化に応じてパーソナルカラーも変化することもあるのです。
逆に似合う髪色を選べば、肌の透明感が増して若々しく見えます。
見た目年齢を若々しく保つためにも、自分に合った髪色を選ぶことが大切なのです。
イエベ・ブルベの両方に似合う髪色はある?
イエベとブルベの両方に似合う万能な髪色は、基本的にはありません。
それぞれのベースカラーに合った色味が異なるため、誰にでも似合うという髪色は存在しません。
ただし、比較的どちらにも馴染みやすい中間的な色味は存在します。
たとえば、黄みと青みのバランスが取れたナチュラルブラウンやミディアムブラウンは、極端な色味ではないため多くの人に受け入れられやすいでしょう。
とはいえ、本当に似合う髪色を見つけたいなら、自分のパーソナルカラーに合わせた選び方をおすすめします。
中間色は無難ではありますが、あなたの魅力を最大限に引き出すことは難しいからです。
自分のタイプを知ることが、理想の髪色への近道になります。
セルフカラーで失敗しないためのコツ
セルフカラーで失敗しないためには、自分のパーソナルカラーに合った色を選ぶことが最も重要です。
市販のカラー剤を購入する際は、パッケージの仕上がり見本をよく確認しましょう。
イエベの方は温かみのあるブラウン系、ブルベの方は青みやグレー感のある色を選ぶのが基本です。
また、初めて使う色は明るすぎないトーンから試すと失敗が少なくなります。
暗い色ならセルフカラーでもムラが目立ちにくいですが、明るすぎる場合は失敗が目立ちやすいからです。
染める前にパッチテスト(アレルギー確認)を必ず行い、説明書の放置時間を守ることも大切。
焦らず丁寧に進めることで、自宅でも理想の髪色に近づけるでしょう。
美容室で理想の髪色をオーダーする方法

美容室で希望通りの髪色に仕上げてもらうには、美容師への伝え方が重要です。
具体的なオーダー方法と注意すべきポイントを押さえておきましょう。
担当の美容師に伝えるべき3つのこと
美容室では、次の3つを必ず美容師に伝えましょう。
美容室で伝えるべきこと
- 自分のパーソナルカラータイプ(わかる場合)
 - なりたい髪色のイメージ(写真があればベスト)
 - 避けたい色味や過去の失敗経験
 
まず、自分がイエベかブルベか、春夏秋冬のどのタイプかを伝えることで、美容師があなたに似合う色を提案しやすくなります。
次に、なりたい髪色のイメージ写真を見せれば、言葉だけでは伝わりにくい微妙な色味も共有できるでしょう。
		スマホに保存した画像を複数用意しておくと安心です。
そして、過去に染めて似合わなかった色や避けたい色味を伝えることも大切。
これにより美容師は失敗を避けながら、あなたに最適な髪色を提案してくれます。
なりたい髪色を伝える際の注意点
髪色をオーダーする際は、抽象的な表現だけで伝えないようにしましょう。
たとえば「明るめのブラウンで」だけでは、あなたと美容師のイメージにズレが生じる可能性があります。
この画像くらいの明るさで、赤みは抑えめにお願いします。
		
	
		このように具体的に伝えることが重要です。
また、写真を見せる場合は、室内と屋外での見え方が異なることを理解しておきましょう。
撮影時の光の加減で実際の色と違って見えることがあるからです。
美容師に「この写真の色味に近づけたい」と伝えつつ、「実際の髪の状態でどこまで再現できるか」を相談するとよいでしょう。
現実的な仕上がりを一緒に確認することで、理想に近い髪色が実現します。
まとめ|パーソナルカラーを活かしてあなたの魅力を引き出す髪色を選ぼう

本記事ではパーソナルカラーに合った髪色の選び方についてまとめました。
本記事でわかること
- パーソナルカラーとは?
 - パーソナルカラー別似合う髪色
 - パーソナルカラーの判断方法
 
パーソナルカラーは、肌や瞳、髪の色から判断できるあなた固有の色のグループです。
イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬の4タイプに分かれており、それぞれに似合う髪色とNG色が異なります。
自分のタイプを知ることで、顔色を明るく見せ、垢抜けた印象を手に入れられるでしょう。
自分に本当に似合う髪色を見つけて、あなたらしい魅力を最大限に引き出してください。
パーソナルカラーについて何となく分かった気がします!もっと詳しく知りたいです♪
		
	
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